ディレクター 荻田
ディレクター 荻田

この記事を読むことで、

・今、動画を活用したオンライン研修に取り組むべき理由
・動画を活用したオンライン研修を成功させるためのTips

が分かります!

昨今コロナウイルスの影響でリモートワークを導入する企業が増加し、組織開発や能力開発に悩む人事の方からオンライン研修が注目されています。

今回はそんなオンライン研修についてご紹介します。

目次

  1. オンライン研修とは?
    1. オンライン研修ってどんなことをするのか?
    2. オンライン研修のメリット/デメリット
  2. オンライン研修を上手くやるコツ
    1. 参加者に当事者意識を持ってもらう
    2. 視聴シーンに適切なコンテンツを作る
    3. 習熟度を上昇させる仕組みを作る
  3. まとめ

1.オンライン研修とは?

1-1. オンライン研修ってどんなことをするのか?

オンライン研修はライブ型とコンテンツ型の2パターンに分けることができます。

<ライブ型のオンライン研修>
研修の講師が登壇する動画をライブ配信するものです。
複数の拠点でリアルタイムに講習を実施できるため、一対他の研修をネットを通じてインタラクティブに行うことも可能です。

<コンテンツ型のオンライン研修>
あらかじめ動画コンテンツを制作しておいて、受講者は自由な場所・タイミングで教育のフローに合わせて動画を視聴して学習できます。

1-2. オンライン研修のメリット/デメリット

オンライン研修には以下のようなメリットがあります。

・時間や場所を問わず学習できる
オンライン研修ではコンテンツの用意さえしてしまえば、時間・場所を問わず研修を実施することができます。

リアルタイムで行うライブ型の研修においては、時間は選べないものの、インターネット環境さえあれば場所は各個人で自由に選択できるので、移動のコストを減らすことができ、研修を効率的に実施できます。

・教育の質を均一に保てる
オンライン研修では、あらかじめ作り込まれたコンテンツを使用するので、教育の質を均一に保ち、習熟度に差が出にくいのが特徴です。

・進捗状況を管理できる
オンライン上で受講者の管理ができるので、学習の進捗状況をデータ化できたり、レポート提出機能によって習熟度の確認をすることも可能です。

研修にまつわる全ての作業がペーパレスになる為、簡単かつ効率的に受講者の受講状況を管理することができます。

一方で、オンライン学習には下記のようなデメリットも存在します。

・受講者同士のコミュニケーションが生まれにくい
当然オンラインなので各々好きな場所で受講することになり、受講者同士のコミュニケーションが生まれにくいです。
研修を通した同僚と関係値や士気の向上も期待しづらくなります。

・強制力が小さい
オンライン研修では、コンテンツを視聴するかしないかの判断を個々に委ねることになります。 メールやチャットツールでのフォローも可能ですが、確実に実行させられるかどうかは受講者次第です。

必要な研修に関しては、強制力を働かせる仕組みや工夫が求められます。

ディレクター 荻田
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オンライン研修による業務効率化効果は非常に大きいため、多くの企業がオフライン研修からオンライン研修に移行を始めています。

2.オンライン研修を上手くやるコツ

2-1. 参加者に当事者意識を持ってもらう

「なんとなく映像を見ているだけ」といった参加者がいると、研修の効果が半減してしまいます。

参加者が当事者意識を持って前向きに研修を行えるようにする工夫が重要です。

事前に予習をした上でオンライン研修を行い、その後復習を行うといったステップを踏ませることで、復習の機会が産まれ当事者意識も醸成されていきます。

2-2. 視聴シーンに適したコンテンツを作る

<ライブ型> 
ライブ型のオンライン研修では、コンテンツ型よりも対面型研修に近しい形ではあるものの、「視聴側の空気感を読み取る」ことがまだまだ難しいのが現状です。
よって以下のような準備が必要です。

・伝える内容を決めておいて、事後のコミュニケーションが取れるツールを用意する
・事前配布/事後配布可能な資料/動画を用意する

<コンテンツ型>
コンテンツ型の場合は、生配信ではない分、動画の作り込みができるため、以下のような「視聴者の視点でストレスが少ない演出」を考えることが重要です。

・分かりやすいようテロップやスライドの挿入
・ブリッジを挟むなど、視聴者に休めるタイミングを作る
・明るさ、色味などを調整して、視聴者が見やすい映像を心がける

2-3. 習熟度を上昇させる仕組みを作る

オンラインでの研修は、実行の有無を受講者に委ねることになりますので、習熟度の確認や振り返りを仕組み化することで、確実に習熟してもらうアクションが必要となります。

・オンライン研修でベースとなる知識を身に付ける
・習熟度をチェックできるシステムを用意して、オンライン上で復習しながら理解度を確認していく
・オンラインで質問会を開催する


上記のようなサイクルを作ることで、対面の研修以上の効果を発揮できるような仕組み作りをしましょう。

また、オンラインでの研修は、習熟度の確認までオンラインで完結させる事でより受講者の工数を削減できます。

3. まとめ

いかがでしたでしょうか。

リモートワークの時代にぴったりのオンライン研修はメリットが多いですがデメリットもあります。
しっかりとメリット/デメリットを把握した上で社内で効率的に習熟度をあげる仕組みづくりやコンテンツの作り込みを行っていくことが重要です。

ディレクター 荻田
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