この記事を読むことで、
・株主総会に動画を活用するメリット
・実際に株主総会に動画を活用した事例
が分かります!
株主総会と聞くと、一見堅苦しいフォーマットを想像する方も多くいるかもしれません。しかし、株主をよりわかりやすく理解させたり、ワクワクさせたりするために動画を用いた、型にはまらない伝え方も増えています。
今回の記事では、様々な企業が実践している動画を用いた株主総会での伝え方をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
1.株主総会の目的は?
株主総会とは、株式会社が発行する株を保有する株主を構成員として、会社の基本的事項について意思を決定する機関となります。基本的事項とは、例えば定款の変更や取締役・監査役の選任、事業譲渡、合併・解散など重要な事項になります。
また、株主総会には、決算期ごとに1回開かれる「定時株主総会」と、必要に応じて開かれる「臨時株主総会」の2種類があります。いずれの株主総会も株主に対する説明責任を果たすために開催されるものです。
2.株主総会を動画化するメリット3選
2-1.ビジュアルで経営理念やビジョン・マーケットの成長性を訴求できる
シナリオを動きで視覚的に表現する動画は、実際にサービスの使用感を的確に相手に連想させる事ができるため、購買行動へ繋がりやすいと言われています。
2-2.コミュニケーションツールとして幅広い
ホームページやブログ、SNSの発達やデジタルデバイスの普及、インターネット広告の機能向上などにより、動画コンテンツは株主総会に参加できない人にもより身近に、よりパーソナルに訴求できます。
企業側としても、WEB動画で顧客に安心感や親近感を持ってもらうと同時に新製品の価値やブランドイメージをわかりやすく伝え、スムーズな宣伝活動が展開できます。
2-3.短時間でより多く情報を発信できる
動画で発信できる情報量は、テキストや写真のみの約4000倍と言われており、アメリカ国立訓練研究所によると、動画はテキストより約2倍記憶に残りやすく、注視時間はバナーの約14倍と言われています。
せっかく自社に興味を抱いてくれた株主に、より多くの情報を短時間で伝えられる動画を用いることができれば、参加した株主の満足度も高まるでしょう。
3.目的別の動画活用方法と活用事例
経営理念・ビジョンを伝えたい
まだ創設間もない企業の株主は「その企業は投資するべき企業なのか」、「しっかり永続的な成長できるのか」という点が気になります。また、大企業でも「事業内容は理解しているが、最終的にどうなっていくのか知りたい」という場合もあります。そのようなケースでは、大前提の経営理念やビジョンを伝えることで、株主に期待を持ってもらい、ファンになってもらうことが重要です。それらのことを実現するためにも、経営理念やビジョンを視覚的に伝え、視聴者をワクワクさせるためにアニメーションなどを使う企業が増えています。
自社のポジションニングを伝えたい
マーケットがレッドオーシャンで競合との争いが激しい場合、株主が知りたいことは「企業は現在どのポジションにいて、どのような戦略で成長していくのか」という点です。その時に競合との差別化が図れるように、導入事例のインタビューや違う部分がどこなのか明確に伝わるような動画を制作しているケースがあります。
4.まとめ
株主総会という場で、聞き手をワクワクさせられるように会社のことを伝えられるかどうかは、会社を経営する上で非常に大切なことになります。今まで型にはまるのではなく、自分たちの会社が今一番伝えるべき目的を考え、その目的を達成するために最適な伝え方を考えるようにしましょう。
CACTASには株主総会などの大規模な会社紹介の場での動画制作実績が多数ございます。制作にかかる予算などのご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。